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『フランスの大聖堂』オーギュスト・ロダン

 30歳の頃、長期入院中のぼくにU研究室の松崎さんが送ってくれた会心の一冊。お返ししたので今は手元にないが、竹ペンで描いたスケッチとロダンの言葉がスケッチブックにたくさん残っている。
 真実の中に立ち戻ること。
 自然に帰ること。
 原則にさかのぼること。
 現在を過去に結びつけること。
 建築が芸術である時代の言葉だけれど、本質を表現するという意味では建築も彫刻もイコールである。言葉が実感を伴って身体に入ってきて、どの言葉にも支えられていたことを思い出す。(2018.4.25)